ろこのかたこと

たまに役者をやる会社員の日常

10万円あれこれ

上半期、大きな話題となった特別定額給付金の支給も、そろそろひと段落の時期に来た。

郵送方式の申請受付開始日から3か月以内が締め切りだから、スタートが早かった自治体ではもう受付終了しているところもあるのではと思う。

私は仕事柄、まだ給与に大きな影響は出ていないため、今回の給付金は「経済を回す」側として大いに活用させてもらった。

自分用のメモとして、これから受給される方向けの参考として、使い道をまとめてみる。

 

1.一人用ソファ 約21,000円

これまで無印のいわゆる「人をダメにするソファ」を床に直置きして、その上で過ごしてきたが、いかんせん柔らかいので腰に負担がかかりやすいと感じていた。

部屋で過ごす時間が増えたこともあり、思い切って購入した。ローテーブルに合うよう、大きな座椅子のようなものを選んだ。

シンプルで色も地味なので、かわいいクッションも追加で注文した。これは10万円にはカウントしていない。

 

2.靴 約5,000円

通勤用のパンプスなので、普通に服飾費から出せばいいのだが、これについては買おうか迷ったときに「どうせ10万円入るし、買ったれ」という勢いで決断したためカウントした。

ちなみに私は普段から通勤用のパンプスはスニーカーブランドが出しているシリーズのものを買うことに決めている。とにかく足が楽で履きやすいし、なおかつかわいい。

 

3.ワイヤレスイヤホン 約25,000円

今回の給付金の使い道を考える上で、普段の自分の稼ぎだけでは躊躇してしまうような大型家具や家電に目が行きがちで、これもそのひとつだった。

かなり迷って、BOSEのSOUNDSPOT FREEにした。フィット感、低音の厚み、通話のしやすさが気に入っている。

 

4.ワンピース 約12,000円、13,000円

2の靴と同じで、給付金入ったから買ったれ!と購入したもの。普段はプチプラをセールで買うタイプなので、1万円を超える服をワンシーズンに2着も買ってしまうのはかなり贅沢なお金の使い方をした感覚だった。

服を買うよりCD買ってるんですよね。

 

5.酒 約10,000円

せっかくの給付金なのだから、いま困っている業界の支援につながるような買い物もしたいと考え、和歌山の酒蔵「尾﨑酒造」さんから直で購入した日本酒たち。

熊野に行って、宿泊先で提供されていれば必ず呑むし、お土産にも買って帰るお気に入りの銘柄だ。

個人的に「純米酒 那智の滝」が一押しで、これは一升買った。私自身、酒にはそんなに強くないのだが、那智の滝を飲んで悪酔いしたことは一度もない。スッと舌に馴染む、まさに清らかな水のような酒なのだ。

他にも、酒蔵自慢の銘柄をいくつかあわせて取り寄せた。週末の晩酌にすこしずついただき、贅沢をしている。

 

6.鯖缶 約6,300円

5の酒のつまみになるような美味しいお取り寄せはないものかと、ツイッターでタイムラインに聞いてみて、教わったのが「マルヌシ」の鯖缶だった。

青森の八戸港でとれた鯖を、塩やみそだけでなくハバネロやアヒージョなど様々に加工し缶詰にしたもので、関東では物産展などにもあまり出ないレアなものらしい。

そのまま食べても、パスタなどにしてもおいしい。ご飯にのせて温泉卵を落として食べたら最強の朝ごはんになった。もちろん、日本酒にも合う。

今回は和歌山の酒とマリアージュさせることとなったが、同じ青森の地酒と合わせても最高なんだろうなあと、リピートする気満々である。

 

7.カードゲーム 約2,600円

昨今、雑貨屋などに多く並びじわじわと人気が出てきているカードゲーム。

緊急事態宣言が明けてしばらくしたころ、友人の誕生日会に合わせて余興になるものを探していたところ、ビビッときてしまい衝動買いした。

シンプルな絵が描いてある手札から単語を連想し、しりとりをして中央にカードを重ね、手札がなくなった人が勝ちなのだが、酒に酔った頭には不向きで、悲しいかな、不評だった。

絶対面白いのに。しらふの時にガチでやるべきなのかもしれない。

 

8.スクラブ 約5,000円

みんな大好きSABONの例のスクラブ。これも化粧品としてはプラスアルファの部類だし悩んだものの、繁忙期の一番の山を乗り越えた時にご褒美も兼ねて購入。

ここ最近の目下の悩みである毛穴汚れをどうにかして解消したいという思いもあった。

実際使ってみると、洗い上がりの肌がフワッとする初めての感覚があった。すうっと気持ちのいいミントは夏場はありがたい。

これは確かに人気も出るよなあ。一回味わってしまうと手放せなくなるのが怖いんだよなあ。

 

以上、合計約10万円也。

 

普段は簡単には手が出せないようなものから、美味しいお取り寄せまで、かなり幅広く使えたのではないかと思う。

また、クッションのように、給付金に足して自分の懐から出資して買ったものもあったので、10万円以上の“経済効果”もあったと言えるだろう。

 

それにしても、社長から寄付を強要されなくて本当に良かった。

 

おまけ

却下したもの

 

・電子レンジ

3万円くらいのもので買い替えを検討していたが、その前にかわいいワンピース2着と出会ってしまい断念。

・回らない寿司

お店の支援にもなるし名案!と思ったのだが道連れを見つけられず。

・ローテーブル

7,000円くらいで買った訳ありのこたつを使い続けて7年。そろそろ買い替えようかと思ったものの、いざ検討し始めると今のテーブルに愛着が出てきて見送り。