ろこのかたこと

たまに役者をやる会社員の日常

怒涛の日々と桜吹雪と

パソコンを新調した。

 

これまではNECのノートパソコンを使っていた。確か卒論も書いた気がするので(記憶があいまいだが)10年程度は使用していたはず。大往生である。

 

新しい愛機はsurfaceのlaptop4。画面はこれまでよりひと回り小さいものの、当然のことながら性能は格段に上がっており、使用感も上々である。本当はタブレットにもなるタイプが欲しかったのだが、そこは予算の関係で妥協した。それでも、画面に直接ペンで干渉できるのは思った以上に快適だし、楽しい。

顔認証があるおかげで、端末にログインするのに手を動かさなくてよいのがまず最高である。10年の進化、すさまじい。

 

キーボードに慣れるためにも久々にブログでも書こうか、とはてなのページを開いた。あまりにも久々で、ここではログインをことごとく弾かれ、パスワードを再設定するところから始まった。

さてどれくらいぶりなのかというと、前回記事が2021年11月14日。ファフナーTHE BEYONDの完結について書いている。これはひどい。全国5億人の読者に対して申し訳ない。

この1年半の間に、ご存知の通りファフナーはBEHIND THE LINEが公開され、私は新しい家で2度の桜を経験、クラフトビールにはまり、ひとつ芝居をやって、職場を異動になった。

 

人事異動の渦中に立たされるのは実に6年ぶりで、ようやく、という気持ちが強かった。昨年も期待していたが辞令が出ず、予想以上にショックだったのだ。同僚には恵まれていたものの、仕事内容が重く、これ以上はとても耐えられないと思っていたところだった。

 

内示の日、課長に呼び出され、言い渡された行先は、思ってもみなかった部署だった。異動希望先としても一度も書いた覚えがないので、私のキャリア希望云々よりも、他との調整の結果だろうと思う。丁寧な労いの言葉を前置きにして、少しもったいぶって告げられた課名。まさに「鳩が豆鉄砲を食らったような」顔をしてしまった。

そこから実際の異動までは10日ほどしかない。出勤日でいうともっと少ない。引継ぎは間に合うはずもなく、今も続いている。

頻繁に行き来するのはわかっていたことなので、あまり寂しくもならないかなと思いきや、卒業の日の挨拶ではやはり少し泣いてしまった。たくさんの同僚たちが個別に声をかけに来てくれて、本当に恵まれていたことを実感した。

 

余韻を味わう間もなく、異動先での新たな勉強も始まる。まったく触ったことのない仕事で、取り組み方も経験がなく、すべてが新鮮である。人数が少ない割に内容は多岐にわたり、仕事は基本的に2人1組で行うようだ。外回りも多く、仕事用のパンツがあと3着は欲しい。

幸運なことに、相方は(たった数日でもわかるくらい)非常に優秀な方で、人格者でもあり、私はただひたすら学ばせていただこうという気持ちでいる。少しでも早く、役に立てるようになりたいと思う。

 

思いのほか真面目な内容になってしまったので、次は最近の激熱ジャンル・クラフトビールについて書きたい。

そう、新しい部署での唯一ほんの少しだけ残念なポイントは、どうやら相方はお酒が飲めないらしいということだ。